住まいづくりにおいて、建築設計事務所とハウスメーカーや設計施工の工務店との大きな違いは、施主側に立って住まい作りを進める立場にあることです。施主の代理人となり、工事が設計図書のとおりに施工されているかどうかのチェックを施工者を監督する工事監理者という立場で行います。そのため、設計や施工段階において、踏み込んだ検討や判断をすることができ、金額バランスのとれた、より質の高い住まいづくりが可能です。

我々の設計は、建物本体だけの設計ではなく、植栽を含む外構の設計、家具の設計や選定など、住まいをトータルに提案します。箱をつくるだけではなく、施主が望む、生活を楽しむ環境を作り出すということです。窓から見える樹木の樹種までも設計段階でイメージして、窓の位置、空間の形を決めていきます。そのため、その敷地に建物が立ちあがって初めて確認できる事項がありますので、現場を確認する工事監理という作業は我々の設計にとって重要です。 また、その場所に何十年と建ち続ける住まいは、地域の社会資産です、それぞれの住まいがその周辺環境に配慮されたものでなくてはなりません。住まいは街の風景の一部となりますので、外構、植栽を含めた佇まいを設計することが重要です。我々の仕事は、単にハードとしての家をつくるのではなく、施主のライフスタイルを確立する環境作りと同時に社会資産となりえる住まいをつくることです。

このように設計の取り組み方が、ハウスメーカー等の施工会社の設計と違います。我々は、施主とじっくりと向き合いながら設計を行い、施工業者とは真剣勝負をするような緊張感で「もの作り」を進め、より質の高い「住まいづくり」を目指します。
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A.H.Aの設計の特色とは?

住宅設計で大切にしていることは、日々の生活が楽しくなるような空間作りです。生活シーンを想定した視線の動きで、季節の移り変わり、風のそよぎ、陽の高さなど自然の変化を感じることができることと、適切な広さと高さを与えられ、適切なプロポーションで構成することで得られる心地良い空間で感じることです。「何か居心地がよい」「何か落ち着く」「何か気持ち良い」の「何か」を追求して設計しています。外観については、外装材の構成を耐久性、メンテナンス性を重視した仕様・形態とし、「端正でシンプル」「シャープの中にやさしさ」「コンパクト・ハイブリッド」という3つのキーワードでデザインしています。

・木造住宅の場合

木造住宅をつくる時は、木材の柱や梁などの構造材を効果的に見せることで、木に守られているという安心感を与えながら、木のぬくもりを感じさせるようにしています。

外壁や屋根は、耐久性とメンテナンス性から、ガルバリウム鋼板を採用し、シャープな印象を与え、玄関廻りのような人と建築の接点となる箇所に塗り壁や木材を使ったり、軒下の垂木をあらわし仕上げにして木部を見せたりして、ぬくもりや優しさを表現しています。外観は、シンプル-シャープなイメージの中に優しさを感じるデザインが特色です。

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