[陶器二三雄建築研究所での担当物件]
北烏山マンション

敷地は、東京郊外の住宅と畑が混在する平坦な南北に長い土地である。設計条件は、西側隣地から10mの範囲内に建物を配置することと、計画道路にかかる部分は2階建て以下で鉄骨構造など解体ができる構造とすることであった。この敷地・設計条件で最大限のボリュームを確保しながら、快適な住戸環境を獲得する案を探った結果、階段室型の連続住戸とした。階段室型とすることで住戸の独立性を高めながら、風通しの良いプランとなる。

2つのコート

敷地を余すところなく、有効につかうため、外壁は隣地境界線にできる限り近づけ、建物アウトライン内に空地をとりこみ、コートとして様々な機能を持たせた。

--エントランスコート

階段から2mの範囲は、防火上、開閉窓が設けられないことを利用し、階段をファサードから下げ、そのスペースをエントランス空間とした。門扉にオートロックをかけ、セキュリティー、プライバシーが向上し、高級感も加えることができた。

--プライベートコート

バルコニーを建物内に取り込むことで、バルコニーという単一機能から部屋の一部として多様用途な使い方のできるプライベートコートになる浴室から直接出入りできるよう回遊性をもたせることで、様々な生活シーンを誘発する「しつらえ」とした

 

 

 

 

概要/
所在地 ; 東京都世田谷区
主要用途 ; 集合住宅
構造 ; S/RC造
延べ面積 ;1200m2

設計期間 ; 2006年9月〜2006年4月
工事期間 ; 2007年3月〜2006年9月








           
 
西側のプライベートコート
 
浴室からバルコニーへ