[陶器二三雄建築研究所での担当物件]
染・清流館

京都室町通りに位置する染色アートを所蔵する見術館である。設計要件は、染色作品が光線(照明)により劣化することを極力抑えるため、展示室内の明るさを50ルクス程度とするころと、展示室内を畳敷きとすることであった。

ロビー

エレベーターを降りると真っ暗なロビーである。展示室の暗さに目を順応させるためにロビーはさらに暗く設定してある。しょうめんの壁は、アルミアルマイト仕上げのパネルで、暗い中で鈍い光を蓄えた質感である。実は、このパネルの背面には非常用進入口と排煙窓があるため、感知器連動で自動開放する。(防火扉とレリーズとドアチェックを利用)

展示室

照度計で測ると50ルクスを示すが、目が暗さに順応しているため、文字も読めるし、作品を見るのに暗いと感じない、不思議な明るさの空間である。

 

 

 

 

概要/
所在地 ; 京都市中京区
主要用途 ; 美術館
工事種類 ; 内装工事
延べ面積 ; 300m2

設計期間 ; 2006年3月〜2006年6月
工事期間 ; 2006年7月〜2006年9月








       
 
不思議な明るさの展示空間    
式台で靴をぬぎ、展示室へ